深夜のノリ

いいかぁ、覚えておけぇ、貴様は豚だぁ。 何をされても文句なんて言えない、文句を言ったら殺される家畜だぁ。 貴様が何のために生まれてきただ? 酷使されぇ、ぼろ布にされるために生まれてきたのだぁ。 勘違いをするなぁ。 
貴様はぁ、学校という矯正機関でぇ、社会の歯車としてぇ、立派に形成されぇ、磨り減って使えなくなるまでぇ、酷使されるのだぁ。 そうやって世の中は回ってきたのだぁ。 覚えておけぇ、貴様はごみくずだぁ
ごみくずの分際で喚くなぁ、黙ってろぉ。 ただただぁ、社会を回す歯車として死んでいけぇ。 それが素晴らしい人生というものだぁ
いきざまがぁ、そして死に様がぁ、用意されているというのは楽だろう、何も悩まなくていいのだからなぁ。 下手に自由なんぞ与えられたらぁ、貴様のようなごみくずは社会の歯車にもなれずにぃ、無駄死にをするのだぁ
いいだろぉ、自分が何かの役に立つというのはぁ、充実感を感じるだろぉ、そうやってやすい充実感に満足して死んでいくのがごみくずにはお似合いだぁ。
いいだろぉ、誰かの役に立つというのはぁ。 それを愛というのだぁ。 世のため人のためにぃ、そういう思いに心を支配されてぇ、満たされた顔で死ぬといい
あるいはぁ、誰かの代わりに死んでゆけぇ、いいじゃないかぁ、美しいじゃないかぁ、愛を感じるではないかぁ。 そうやって世の中は回っていくのだぁ、世のために役立ったではないかぁ。 大団円ではないかぁ。
ずっとぉ、ずっとずっとぉ、そうやって人は繰り返してきたのだぁ。 先人たちの魂を受け継ぎぃ、伝統を重んじるがいいではないかぁ。 それ以上の生き方をぉ、どこのゴミクズが求めるぅ
それでいいんだぁ。 常道を外れてぇ、苦労の末にぃ、何も成し遂げられずにぃ、無様な死に方をぉ、何の役にも立たない死に方をするつもりかぁ。
貴様はぁ、無様に死にたいのかぁ。 ゴミクズがぁ、アホみたいに無様な生き方をしてぇ、何にもならない死に方をしたとぉ、そう言われたいのかぁ。 ゴミクズがぁ、どんな努力をしたってぇ、何にもならないんだぁ。
この道をいけばぁ、ゴミクズにぃ、社会の歯車という重大な役目を果たして最期を迎えられる大団円が待っているのだぁ。 ごみくずにぃ、人並みに満足することが許されているのだぁ。 幸せをかみ締めて生きるがいい