STEP内科総論読破直後の所感

STEP内科総論を読み終わって
やっぱ医学ってわかんないことだらけなんだなって
正直全部のうち何パーセントわかってるんだろうってレベル
何パーセントってオーダーですらないかもしれない
よくわからんけど
そこでかつて、なんて言っても数年だけど
そんなくらい前の自分なら、じゃあ俺が見つけてやろうじゃないの的な情熱があったわけだけど
この世の中で医学生をやっていて
そんなは情熱消え去ってしまった
他人を救うために、っていう正義感だけで医学部に入ってきた人たちはまだ情熱を持ってるんだろうな
自己犠牲って美しいね(褒め言葉
俺はそんな「正しさ」を持ってこんな世の中で生きていけないって判断した
そこから「正しさ」は自分にとっては間違いだって気づけたわけだけど
元々自分はそういう性質の人間だっただけかもしれない
純粋にこの手で人を死から救いたいって気持ちもあるし
研究で一仕事してこれからの多くの人を救いたいって気持ちもあるし
純粋に医学を知り進めたいって気持ちもある
当然某先生たちの期待にも応えたい
この中でもやっぱり当初の比重は残ってて
アカデミックな方向によってるんだけど
それでも当初の比ではない程に情熱は下がってる
臨床もしたい、研究もしたい
面白いことは全部やりたい
とにかく楽しくやっていきたいって昔から思ってたけど
今は楽しくないとやっていけそうにない
何で学生のうちからこんなに消耗させられてるんだろう
おかしな現状


さらにこれまたとんでもない事に
最近産婦人科が面白いと感じ始めてる
でもその道を選ぶことは自分の信念が自分を許さない
理性だけじゃなくて全身全霊で許さないんだと思う


まぁ、結局どういうことかっていうと
あらゆる意味で厳しいところに放り込まれて
ある種の絶対的な強さを手に入れて
情熱だとか若さだとかを幾分失って
母さん、僕は大人になれた気がします
少し、いや結構
ちなみに母親は死んでもいないし、ってかそこにいるんだけどね
激烈な勢いで糖尿病になって寿命縮めただろうけど(笑えね


まーなんだ、結局許容範囲内なら人間どんな環境でも適応できるってことさ
情熱を持って厳しい環境に突っ込めって今日の先生、誰か忘れたけど、が言っててさ
情熱はまぁ、全く無い訳ではないけど、とりあえず厳しい環境には自分をおいていこうと思う
ある程度ね
これから先何が起こるかわかんない世の中だし
ポジティブシンキングすると、いい感じに世の中に適応してるのかもねー