霊肉止揚論

根本的に自分が馬鹿であることを忘れてはいけない。
それは自分がミスをするという意味でも。
くだらない知識を元に思考をしているという意味でも。
全て観念は幻想だ。
現実は言葉では表せない。
表現は現実と一致しえない。
表れから現れに帰れ。
信じるは一に現実、二に現実に向いた思考。


現実は確率論になってしまう
確率をどこまで高めるか
どこまで高めるのが、どの場面で最も効率的なのか
最終状況まで視野に入れて考えないといけない
その効率を決めるのが、思想であり、自分の哲学だ
この区別ができていないと
己の思想に現実を食われる
現実に己が壊される


やはり考えることは現実を見るのに必要だ
思想によって現実が照らし出される
判断基準が出来上がる
柔軟なほど広範囲を照らし出し
思いが強いほど強く照らし出す
ただしいきなり広範囲をみすぎても何も見えてこないし
強く照らしすぎても見えなくなる
多種多様な考えを以って、心は熱く頭は冷静に
人それぞれの自分を