ほめる

人がほめてくれる。
そのほめてくれる部分が一部でも素の自分でないものだと、自分そのものが希薄になる気がする。
自分がほめられているのではなく、その一部がほめられているのだと。
それも自分の価値であることは間違いないが。
自分に意味がないような気がしてくる。
そもそも素って何なのか。
自分に正直に生きているつもりだが
だとしたら自分の全ての要素が自分のものか
そうなのかもしれない
むしろそうやって模倣でも自分から表現したものにフィードバックされた自分が成長した自分なのかもしれない
でも
何か引っかかるな
きっとその引っかかりも
成長と共になくなるのだろう
それはその引っかかりに慣れて意識しなくなるではなく
むしろより明瞭に最も明瞭に見えた瞬間に
なくなるのだろう
砂上の楼閣はいつか大惨事になる可能性を秘めている


まぁなんにせよ表現しなきゃ始まらないってことだな